経費申請・活動報告ガイドライン
部費の適切な利用とスムーズな精算、そして活動記録の充実のための公式ルールです。
不明点は遠慮なく会計担当へ。
対象と公開方針
- 対象:totメンバー(※他大学の学生団体の参考可)
- 公開:サマリーとルールのみ/明細・個人情報・原本は非公開リポジトリで管理
最初に覚えるべき3原則
- 事前相談が鉄則:迷ったら支払い前に会計へ。
- 証憑は必須:領収書/利用履歴が無いものは原則不可。
- 目的は部全体:個人の利益ではなく、活動目的に合致しているか。
1. 部費利用の基本
原則:部費は「部の公式活動」に限定します。
○ 使える例
- 備品:制作に必要な画材・用紙・参考書・ソフトウェアライセンス 等
- イベント参加費:部として承認された勉強会・展示・出展費
- 交通費:公認の取材・会議・展示への移動(下記詳細)
- 会場費/印刷費:発行・展示・広報に直結する費用
× 使えない例
- 飲食代:懇親会・打ち上げ(※別途規定があればそちらを優先)
- 私物購入:個人のみの趣味・スキルアップ目的の書籍等
- 私的移動:寄り道・個人都合の経路差額 など
事前承認
高額(例:¥[上限を設定] 以上)や継続支出は、簡単な企画書+代表/会計の承認を推奨。
2. 交通費のルール
最も合理的かつ経済的な経路を利用してください。
- ICカード利用推奨(Suica/PASMO など)
- 履歴印字(券売機)または アプリの明細スクショを提出
- タクシーは例外(機材運搬・終電後など)。領収書必須
- 経由地が多い取材は、事前にルート相談を
Q. 領収書は必要?
公共交通機関は利用履歴が領収書代替。タクシー等は紙の領収書必須。
3. 備品購入のルール
Q. 施設入場料やチケットは経費になる?
企画と目的の整合が鍵。公式に承認された取材・制作目的なら可。娯楽・親睦目的のみは不可。
領収書の要件(必須)
- 宛名:
芝浦工業大学 tot編集部(または正式団体名) - 但し書き:用途が分かる記載(例:
画材一式として) - 明細:レシートに品目があればOK/個人購入と混在なら対象に丸印
- オンライン購入:注文履歴PDF(請求書/領収書)を保存
4. 申請・報告の手順と提出物
提出物(3点)
- 経費精算書(テンプレ)
- 領収書をまとめたPDF(複数枚は1PDFに結合)
- 活動写真:3枚以上(できれば横、オリジナル解像度)
Step 1. 準備
- 経費精算書に 使用者/支払日/目的/金額 を記入
- テンプレ:
/assets/templates/expense-form.xlsx(※ファイル配置後に有効化)
- テンプレ:
- 領収書を台紙に貼って撮影 or スキャン → 1PDF
- 活動写真を選定(横位置・異なるカット・高解像度)
Step 2. 提出
- 上記 ①精算書 ②領収書PDF ③写真 を会計(
[会計担当名])へ - 提出方法:
[Discord/メール/Driveアップロード など運用を明記] - ファイル名規則例:
YYYYMMDD_用途_氏名.pdf/YYYYMMDD_photos_用途.zip
重要
- 期限:支払日から1か月以内
- 形式:領収書はPDF/写真はJPG・PNG(圧縮しない)
- 原本保管:精算完了まで各自保管。紛失は原則不可
5. よくある質問(FAQ)
Q. 領収書を紛失しました
A. 原則不可。やむを得ない場合のみ、事情説明書(紛失届)+代表/会計承認で個別判断。再発防止策を添える。
テンプレ:/assets/templates/receipt-loss.docx(配置後リンク)
Q. 何人かで立替えました
A. 代表者がまとめて申請し、内訳と人数を明記。個別立替は重複精算に注意。
Q. 食事代は?
A. 原則不可。長時間の公式行事での軽食など例外規定がある場合は、上限と条件をルールとして明文化してから運用。
6. プライバシーと公開ポリシー
- 公開:サマリー画像・集計のみ(個人名や明細は出さない)
- 非公開:領収書原本・台帳CSV・個人情報を含む書類
- 保存:非公開リポジトリ/権限つきストレージで年次保管
7. 付録:経費精算書の最小項目(例)
| 日付 | 用途/目的 | 金額(円) | 支払方法 | 証憑の有無 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025-05-12 | 取材交通費(豊洲⇄新木場) | 420 | IC | 履歴あり | 取材○○ |
| 2025-05-20 | 画材購入(ポスター用) | 1,980 | 現金 | 領収書あり | 但し書き記載 |
この表をベースにスプレッドシート化し、月次→年度で集計すると監査が楽です。
改訂履歴
- 2025-08-xx 初版作成(公開版ルール/非公開運用を分離)